小ネタまとめ第2弾
今回の構築はよく見るギミックを私なりにアレンジしたものが多くあります。何かのお役に立てれば幸いです。
安定重視天邪鬼スキスワ軸
オーバーヒート/インファイト/ねっぷう/バークアウト
フリーフォール/おいかぜ/ファストガード/サイドチェンジ
モロバレル@くろいヘドロ(ほうし)
ドリュウズ@いのちのたま(かたやぶり)
ぽけっとふぁんくしょん!
天邪鬼スキスワでCを上げて高火力の範囲技を撃ちたいと思って組んだ構築。天邪鬼スキスワはパッチールだけができるサポートであり、エースが馬鹿力・リフスト・オバヒ・流星・インファ等の高火力技を撃ちながら能力を上げられるようになる。又、味方のくすぐる・嘘泣き・甘える・嫌な音・怪電波等で能力を上げる使い方もある。私は天邪鬼エースになれるポケモンを2体採用し、相手に合わせてエースを選べるようにした。
実際に使ってみたところ、チョッキウインディが威嚇でAを、バクアでCを下げられるため安全に積むことができ、かなり活躍した。C2↑範囲技は偉大である。但し、この戦法を知っている相手は初手でパッチを落とそうとしてくるのでスカーフパッチより速いポケモン(スカーフ霊ランド・サザン、砂搔きドリュ、すいすいルンパ・グドラ等)がいる構築はきつかった。もうちょっとパッチの素の耐久が高ければなあ。
威張るJAPAN
だいばくはつ/まもる/おんがえし/じしん
いばる/よこどり/ファストガード/みがわり
おいかぜ/いばる/さきおくり/よこどり
いばる/ちょうはつ/みがわり/イカサマ
いばる/イカサマ/でんじは/みがわり
ゴチルゼル@オボンのみ(かげふみ)
まもる/ねむる/でんじは/イカサマ
ぽけっとふぁんくしょん!
ある日、私がtwitterを眺めていると相手に威張るを撃つことに否定的なコメントが多く流れてきた。中にはかなり乱暴な発言をする人もおり、運ゲーを好むものとして少々不快に思ったので相手を威張り倒す構築を作ることにした。
「対策もせずに文句を言うとかwwwただの構築力不足じゃねえか」
混乱は他の状態異常とは違い交代されると解除されるため、勝利を狙うならば影踏みのポケモンは必須である。そしてできるだけ影踏み要員の負担を減らしたかったので、相手全員を敵威張るで倒すのではなく、爆弾で半壊させた後に威張るで詰めていく方針を取ることにした。威張る役は当然全員悪戯心として、ファスガ先送りでゴーリのサポートができるニャオ・カラス、タイプ一致イカサマを撃てて高めのSを持つレパル、耐性の優秀なクレフを採用した。
「別に相手を不快にさせたいから害悪を使ってるんじゃない。上振れを引いた時の快感、俺はそれを追い求めて害悪を使っているのさ」
何気に敵威張るを使うのは今回が初めてだったのだが、まあ強くはなかった。それにリターンも少なく、ダクホや回避上昇や爪と違って1回の自傷で戦況が大きく変わることはない。威張るJAPANとは日本最強の戦術ではなかったのか...?確かに使っていてそこまで楽しくないとは思った。それでも、相手が2連自傷で何もできずに散っていく様はやはり良いものであった。
「いやあ、好きですねえ」
私も相手に運ゲーを仕掛けられてキレることはある。私の好きなポケモンであるヌケニンは混乱自傷で貫禄の確1なのでこれまでに何度も威張るを受けて散っていった。それでも、そこに戦術としてある以上それを否定するのは間違っている。相手に運ゲーを仕掛けられて負けても、相手に怒りを向けるのではなく、むしろ積極的に運ゲーをしようとする人が増えることを願っている。
「やっぱり、運ゲーは最高だな!!!」
おまけ
他に択がある時の敵威張る
— 1 TENTA (@1_tenta) 2022年11月9日
重力ダク滅び
ゲンガー@ゲンガナイト(のろわれボディ)
ほろびのうた/トリックルーム/まもる/たたりめ
ものまね/ほろびのうた/まもる/じゅうりょく
ドーブル@くろいてっきゅう(ムラっけ)
ゴチルゼル@オボンのみ(かげふみ)
グレイシア@こだわりメガネ(ゆきがくれ)
ドサイドン@いのちのたま(ハードロック)
じしん/いわなだれ/まもる/ドリルライナー
ぽけっとふぁんくしょん!※ゲンガーは浮遊
以前記事を書いた†ダーク・トリミアン†でもともとやろうとしていた催眠厨滅びを形にしたもの。ゲンガーでトリルを張り、プリンの重力→ドーブルのダクホで相手全体を確定で眠らせてから祟り目・心眼零度・眼鏡吹雪・地震・滅びで暴れる。ダクホは外れるからダクホに頼る奴は運だけの雑魚マンもこれにはニッコリである。
普通に強かったし楽しかったのだが、パーティーのコンセプトの都合上物真似でダクホをコピーする必要がある(プリンがダクホを撃たなければただの重力トリパなのでつまらない)ためドーブルがダクホした後居座らなければならないのは問題だった。序盤はガンガン殴り飛ばして最後に滅びで締めるのが基本の戦法なのだが、上の欠点によってダクホの行動阻害ターンがあまり活かせないのだ。ここを改善できれば大会でも通用しそうな気がする。
というか重力ダクホ強すぎないか?
超高火力晴れパ
ポリゴンZ@いのちのたま(てきおうりょく)
はかいこうせん/マジックコート/あくのはどう/10まんボルト
ねっぷう/まもる/なかまづくり/てだすけ
よこどり/ブレイブバード/おいかぜ/ちょうはつ
ねっぷう/おいかぜ/ソーラービーム/まもる
シャンデラ@こだわりメガネ(もらいび)
ぽけっとふぁんくしょん!
リザYやシャンデラに火力上昇特性を渡して相手を焼き払おうとした構築。特性を渡す方法には仲間作りとスキルスワップがあるが、今回はS種族値が106と高く自身もタイプ一致で熱風を撃てるカエンジシを採用し、ポリZのマジコで仲間作りを反射して火力上昇特性の適応力をばら撒くことにした。
適応力晴れ眼鏡シャンデラの熱風はMガル確1、ニンフィア37.5%の乱1であり、ギミックが成功した時は大暴れしてくれた。シャンデラ最高。適応力晴れリザYも火力は上がるのだが熱風でMガルすら最高乱数1発なので少々物足りなかった。ちなみに一手だけでシャンデラの火力を補強するなら鬼火で貰い火を起動したり手助けしたりする方が火力が出る。但し適応力仲間作りはシャンデラ・リザYどちらでもずっと火力を上昇させられるため一長一短である。
次はサンパワーなりきり仲間作りを試すかもしれない。
トリプル勢シンボル統一
ガメノデス@するどいツメ(スナイパー)
いわなだれ/シェルブレード/まもる/どくづき
エモンガ@サンのみ(でんきエンジン)
おいかぜ/アンコール/なげつける/エアスラッシュ
つのドリル/ほろびのうた/ねこだまし/かなしばり
だいちのちから/じわれ/10まんボルト/まもる
バッフロン@こだわりハチマキ(すてみ)
シャンデラ@いのちのたま(もらいび)
ぽけっとふぁんくしょん!
トリプルフリーでよく見かけるポケモンのみで組んだ構築。バッフロンはゲーチス枠、シャンデラは私の推し兼倒れる瞬間が可愛い枠。先制の爪やこわかったのだも取り入れた。弱いわけがないのだ。
最終的な戦績は10-8で勝ち越すことができた。スナイパーガメノデスや鉢巻バッフロンは初めて使ったが良い火力をしており、人気があるのも納得である。エモンガも高いSから追い風アンコができ、パウワウも適度に硬く優秀なサポーターであった。シャンデラは言わずもがな。そして一番活躍したのはマッギョである。ワンパンこそできないものの技範囲が優秀であり、耐久も並以上にあるため詰めとして有用だった。更にかなり自覚があり、静電気や先制の爪をよく発動させ、地割れも結構当てていた。爪地割れでトリラーを始末したのが印象深い。3ターン行動すれば先制の爪が一回以上発動する確率は大体50%なので案外割りの良い運ゲーなのかもしれないと思った。
私は火力上昇アイテムの方が好きだが、運ゲー構築を作るときはできるだけ先制の爪を採用しようと思った。
画像はぽけっとふぁんくしょん!のPGLカード風パーティー紹介ジェネレーター
https://nouthuca.com/tool/pgl_card_party/を使用
参考文献