TENTA1観測

私がトリプルバトルで使った中での思い入れのある構築を紹介します

【ORASトリプルバトル】メガヘラクロスに学ぶ範囲技エース学応用編

ご注文はカブトムシですか?

 

 

はじめに

ギミック構築の範囲技エースに必要なものは何だろうか。

をワンパンできる火力?

先行しやすい素早さ?

や不意打ち使いに屈しない耐久や耐性?

少なくともこれらのうち複数が揃っているのは最低条件であると私は考える。

そして優れたギミックエースには更なる強みがあって当然だ。

例えばは一手で火力を4倍にできるし

サンパワーは相手の予想を遥かに上回る火力を出せる。

では、太鼓型でないの強みは分かるだろうか。

15-5というかなり高い勝率を叩き出した今回の構築の強みがここにある。

この記事ではを例に範囲技エースにあると嬉しいある要素について紹介する。

 

今回の主役

 根性→スキルリンク 勇敢最遅 HA252D4

 地震/岩雪崩/インファイト/守る

はトリプルでほとんど見かけないメガの一角である。

しかし、彼の種族値は80-185-115-40-105-75 どう考えても強い。

メガ前はS85であり初速が最遅でも無振り60族より速いのは少々不安だが

の攻撃は1発は耐えるしスタンのは大抵Sに振ってるのでまあセーフだろう。

勿論そのままトリル下の範囲技エースとして運用しようとすればに劣るが

ここはトリプル。以前(昨年11月)から使いたかったギミックを実現できる。

そう、変幻自在スキルスワップだ。

blog.livedoor.jp

変幻自在により火力が1.5倍されるので実質的なA実数値は驚異の390に跳ね上がる。

の344を大きく上回りA2↑地震でH4ワンパンと申し分ない強さだ。

よって今回はを変幻スキスワといば神秘で御膳立てする構築を組んだ。

 

その他の皆さん

@メンタルハーブ 悪戯心 穏やか H252B180D76

 神秘の守り/威張る/ファストガード/リフレクター

便利な猫。を猫と(変幻前)から守るためのファスガ、余り1枠にリフレク。

トリルでも良かったかもしれない。

が残って暇な時にも害悪猫としてしっかり活躍した。

 

@オボンの実 変幻自在 吞気最遅 HB252D4

 トリックルーム/スキルスワップ/フェイント/威張る

唯一無二の変幻スキスワ要員。特化したので耐久はまあまあある。

攻撃技がフェイントしかないので割と敵に威張った。

 

@拘り眼鏡 フリーズスキン 冷静SV H164BD44C252

 ハイパーボイス/自然の力/大地の力/原始の力

初手の削り兼ヘイト稼ぎ。2回ぐらい猫騙しの被害を受けた。

4倍抜群技を受けなければ長く居座れる。今回はガルニンフに実質6タテを決めた。

 

@命の珠 メガランチャー 冷静最遅 HC252B4

 濁流/悪の波動/龍の波動/波動弾

討ち漏らしを刈り取るエビ。に弱くなるのが嫌で水技は濁流にした。

打点を広く取ろうとして波動を3種採用したら守るが消えた。

 

@拘り鉢巻 疾風の翼 勇敢最遅 HA252D4

 ブレイブバード/フレアドライブ/蜻蛉返り/ギガインパクト

浮いてるトリルアタッカー。鉢巻なのでASは確2が取れるし

黄色ゲージならみたいな半減相手でももまあまあゴリ押せる。

 

初手から展開してトリルで制圧を目指す。

 

本題

ではこれより冒頭の件の紹介に移る。

そもそも対戦勢はを見てどんな印象を受けるだろうか。

トリプルには存在しないのでシングルでの印象が適用されるはずだ。

私はシングルエアプだがおそらく高いAとスキルリンクを活かした広い範囲を見れる

高火力単体アタッカーだろう。暴論だが実質みたいなものだ。

話は変わるがトリプルでは中央で範囲技を打つと2.25倍のダメージが得られるので

非常に強力でありその対策としてなどのワイガ要員がよく採用される。

そのため範囲技エースを通すギミック構築にはフェイントや横取りが必須とされるが

ギミックをお膳立てするターンにそれができず

エースが出落ちしてしまうということが(私には)よくある。

一方でワイガは言ってみれば相手の範囲技エースを倒せる味方を守る手段であり

相手のエースが単体技で味方を倒しに来た場合は全くの無駄となってしまう。

そのため、ワイガはむやみやたらに使っても強くない技である。

では、相手のエースがである盤面でワイガを使おうとする人は

どのくらいいるだろうか。先の印象をもとに考えればほとんどいないはずである。

これが範囲技エースにあると嬉しい要素である「範囲技を警戒されない」である。

実際この構築を回していた時の初動でワイガを使う人はいなかった。

がいば神秘の準備をしていても隣に変幻スキスワ要員として名高いがいても

誰もワイガを押さなかった。トリプル勢って意外とギミックの警戒をしない…?

私はバジルスタン()のいば神秘でこれを学び

この構築を使って10戦ぐらいしたところで思い出した。

これを意識してから選択に迷いがなくなりこの構築の勝利に大きく貢献したと思う。

令和以降ギミック構築の開拓が進みかなりの範囲技エースの知識が蓄積されたため

初見殺しが前提であるこの要素を満たすポケモンはもうほとんどいないが

ギミック構築を組む場合に事前に意識しておくべき要素の一つであると私は考える。

 

まとめ

範囲技を警戒されない範囲技エースを見つけられたら躊躇せずに範囲技を撃つべき。

変幻メガヘラのA2↑地震→H4メガガルワンパン

 

参考文献

トリプルバトル総合情報サイト Wiki*

ポケモン図鑑ORAS・XY|ポケモン徹底攻略

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ(範囲技を警戒されないポケモンの実例が知りたい方へ)

下記のブログやBV(一部反転)からいくつか見つかると思う。

但し公開されているものなので実際に範囲技を警戒されないポケモンを使いたい場合は

これらを参考にして自作構築を作るのをオススメする。

TENTA1観測(永久焦土と木の葉の舞のダーテング)

姫子の プレイヤー以外グッドスタッフ

ていじゅの自由研究帳

HNえだあずきorえだだいず(鑑賞会)