TENTA1観測

私がトリプルバトルで使った中での思い入れのある構築を紹介します

【ORASトリプルバトル】トリプルフリー10勝RTAの戦績と考察【暫定レコード2時間8分】

 私の好きなポケモンヌケニンシャンデラポリゴン2です。

 

トリプルフリー10勝RTAとは

 トリプルフリー10勝RTAとは、司丸らぎさんが8月7日より開始した日曜朝9時からトリプルフリーに潜りできるだけ早く10勝を目指す企画である。

 私は、並走歓迎とおっしゃっていたことやその時丁度勝率の良かった構築であるニンフィアの文化祭を回していたことから第二回の時に初めて並走を行い、その後もまともな構築ができた時に参加するようにしている。自分以外の並走者は見かけていないが、短時間で多くの試合数をこなすため構築の欠点を自覚しやすい、10勝した時に達成感が得られるというメリットがあるので興味を持った方は挑戦してみてはどうだろうか。

 

3回目までの戦績

1回目 

使用構築 ニンフィアの文化祭 

記録 4時間35分 10-5

感想 RTAを走る前にフリーで使って勝率が7割程度だったためそこまで悪い結果にはならないだろうと思い初挑戦。エルフの噓泣きからMゲンのヘド爆で厄介な相手を高速で処理する動きが安定しており序盤はスムーズに勝ち星を積んだ。この構築はトリパが重いのだが追い風軸と多く当たったことが幸いしたのだろう。1戦ごとの対戦時間も単体技中心ではあるが1ターンに1体破壊するのでそれ程長くはなかった。そして3時間20分あたりで9-2となりあと1勝というところまで来たのだが、そこからその時のらぎさんの記録(3時間43分)を意識して焦ってしまいプレミが増え、回線切れ→残数有利をとられ再戦雨パに敗北→勝ち筋を2つも見逃し再戦壺バクに敗北→おはプル晴れパに力負けと連敗しメンタルが削られた。特に壺バクでのプレミが痛かった。その次になんとか勝利を収め10-5で終了したが自分の実力不足を感じる結果となり、いつかリベンジしようと決めた。因みに、らぎさんは4時間21分で18戦しており、私の家の回線が悪いことが数字によって明らかになった。但し、この時は2連たいみつ程度であった。これが問題にならないぐらいの苦行が待っているとはこの時はまだ分からなかったのだ。

 

2回目

使用構築 霊ランド撲滅委員会(パーティーが全員霊ランドをワンパンできる構築)

記録 4時間28分でリタイア 8-6 

感想 この構築は個別記事を書いていないので簡単に説明する。コンセプトは個人的に怨みのある使用率の高い霊ランドを徹底的にメタることであり、あらゆる霊ランドをワンパンできる。それの代償としてキザンが鉢巻であり、範囲技がブロスターの濁流しかない。RTAを走ってみた結果、代償が思った以上に厳しかったこと、そもそもそんなにフリーに霊ランドがいないことが分かり、構築としては失敗だと思った。しかも霊ランド入りに負けた、何たる屈辱。だが、私はこの構築を回す気力がなくなったからリタイアしたのではない。今回のRTAでは私に別の問題が立ち塞がった。それはたいみつである。たいみつ自体は前回もあったが今回はその回数が異常だった。1戦目に負けてさあ次は頑張ろうと思ったところで12連たいみつ、やっと2戦目をしてもっと早くマッチングすることを願い潜って13連たいみつ。少しでもマッチングしやすいようにらぎさんの潜るタイミングと合わせても失敗し、完全に心が折れかかっていた。3戦目がもっと遅かったら私はもっと早くリタイアしたであろう。有難う、ガーディアイコンの人。その後、おはプルが開始して少しはマッチングしやすくなったもののこの日はほとんど連続でマッチングせず、結局らぎさんとおはプルの配信が終わった後7連たいみつを引いたところでリタイアした。この日潜る人が少なかったのは十中八九イカのせいである、許せねえ。今回の収穫は初めておはプルの人に勝利したことであるが、アーカイブを見に行くと相手のプレミがなければ負けていたようなのでこれからも挑み続けようと思う。

 

3回目

使用構築 思考停止晴れ熱風パ(このために記事を書いた)

記録 2時間8分 10-2

感想 前回完走できなかったので、雪辱を誓って挑んだ3回目。前回とは反対にほぼたいみつが起こらなかったのでひたすら熱風を押し続けて勝ち星を重ねた。途中ガルドーニンフクレセドランランドに成す術なくやられたり、日和って命中安定を撃ったらサイチェンで交わされて負けたりしたが、有利構築との再戦もあって終始スムーズに進み10-2と圧倒的な速さで終了した。過去の走者がいなければこれが日本記録である。思いがけず大記録を打ち立てたのでとても嬉しかった。シャンデラ最強!特筆すべきは試合時間の短さであり1、2回目の半分以下である。これにより、RTAの攻略法が朧気ながら自分なりに見えてきたので今回の記事を書くことにした。

 

暫定ランキング

1位 思考停止晴れ熱風パ 2"08 (JR)

2位 ニンフィアの文化祭 4"35

3位 ーーーーーーーーー ーー

 

3回目までの考察

 この3回の結果よりRTAにおける重要な要素は試合時間の短さ>マッチング運>勝率>回線の良さ>その他であると考えられる。RTAで回転率の高さを求めるのは当然と言えば当然なのだが、今回の結果より勝率が4割程度の構築でも試合時間が思考停止晴れ熱風パと同じぐらい短ければ勝率7割の普通の構築と同じタイムを出せる言えばその重要性がずば抜けて高いと分かるだろう。また、回線の良さについては、潜ってからたいみつになるまで1分強であり10回続いても所詮1試合分なので、メンタルは削られるが記録には大して影響はない。

 では、試合時間が短い構築とは何なのか。自分が思いついたのはホロウビアル、エルテラドー、爆発軸、特殊範囲連打の4つである。ホロウビアルとエルテラドーはどちらもコンボが通れば一瞬で相手を壊滅させることができ、特殊範囲連打は威嚇の影響を受けない。爆発軸は言わずもがなである。但し、トリパはトリルに失敗すればもたつくのであまりよくない気がする。また、一番は相手から降参を貰うことなのだが、降参するしないはプレイヤー次第のため降参を狙う構築は私には思いつかない。

 

終わりに

 まだ試行回数が少ないので最適解は分からない。私は滅多にテンプレパを使わないので自分以外の並走者が現れて検証してくれることを期待している。

 

追記 4回目以降の戦績

4回目 

使用構築 思考停止晴れ熱風パ改

記録 6-10 3時間4分でリタイア

感想 前回の構築で好記録を出せたので変更してもよさそうだったガモスをニンフに変えて挑戦した4回目。だが今回はこの構築の欠点が浮き彫りになる結果となった。この構築はほぼ全員がSに振っていないため追い風にもトリルにも弱い。S操作要員を減らしたのと横取りが嚙み合わなかったこともあり前回とは打って変わって全く勝てなかった。さらにマッチング運が良くなく熱風で押して2ターンで殲滅するという動きがほとんどできなかった。この日はプレミも多く私はまだまだだと思い知った。あとやっぱニンフ全然活躍しねえ。